TAAF2023で「AKIRA」リマスター版を上映、「火垂るの墓」などの資料を特別展示

「AKIRA」(c)1988マッシュルーム/アキラ製作委員会

国際アニメーション映画祭「東京アニメアワードフェスティバル2023(TAAF2023)」にて、「AKIRA(4Kリマスター版)」が上映されることが決定した。

これは「AKIRA」の音響効果を手がけた倉橋静男が、「TAAF2023」にてアニメ産業・文化の発展に大きく寄与した者を称えるアニメ功労部門の顕彰者に選ばれたことを記念するもの。3月10日19時から、東京の新文芸坐で上映される。

また「TAAF2023」の会期中には、アニメ功労部門顕彰者ゆかりの資料を集めた特別展示を実施。「風の谷のナウシカ」のプロデューサー・原徹が担当した「火垂るの墓」「となりのトトロ」のプロジェクトパンフレットやアフレコ台本、脚本家・浦沢義雄が執筆したアニメ「忍たま乱太郎」原稿と愛用の筆記具などが並ぶ。なお今年の顕彰者には倉橋と原、浦沢のほか、アニメーター・金山明博、メカニカルデザイナー・宮武一貴、撮影監督・プロデューサーの八巻磐、「新世紀エヴァンゲリオン」の冬月コウゾウ役などで知られる声優・清川元夢が選ばれている。